シリコンバレーのTech企業を巡るはずが…自然巡りの旅になった話。
前回のブログの中でこっちで出会ったおもしろい人について書くと宣言していたので第一弾書いてみようと思います。
内定先の企業の先輩から紹介で知り合った、梶 佳靖さんと出会って半端なく面白い体験をした時の話です。本当に不思議な経験だったので記念に書いてみます。
左:梶さん 中央:アメリカ人のMikey 右:Danney @キャッスルロック州立公園
⑴あれ?Tech企業巡りじゃなかったっけ?
僕は、梶さんに会うためにサンフランシスコから1時間半以上かけてサニーベールまで行きました。まず驚いたことが一つ。近くのスターバックスで梶さんを待っていると彼はアメリカ人の青年とそのパパと登場…(いや、誰やねんって…)
合流するや否や梶さんから驚くことを聞かされました。
梶さん「大輔!海行くぞ!」
僕 「へ?」(いやいや。ちょっとまて。今日はTech企業を回るはずだろ。
てか、そのアメリカ人の親子誰だよ…)
みたいな感じで海へ行くことが決まりました。
本来はサンノゼ周辺のApple等の有名企業を回る予定でしたが、
なぜか、海です。
結局、海パンを貸してもらい、
アメリカ人のMikeyと梶さんの3人で海で遊びました。
しかし、海は偉大です。
最初のモヤモヤがどっかにすっ飛んでしまい、
ものすごーく楽しく過ごしました。
しかし、帰ろうとした時に事件は起こりました。
⑵iPhone消失事件
「あれ、ポケットの中に入れたはずのiPhoneがない…」
「うそやん。いや、まじか…」
楽しかったムードも一瞬で冷め、ものすごく萎えました。こっちでは常に機内モード。iPhoneを探すの機能も使えず、途方に暮れていました。
しかし、梶さんはやっぱり面白い人でした。
「大輔、iPhoneを無くしたことには何か必ず意味がある。」「全ては必然だ。」
という意味わからない話をしてくれました。
「ふざけるな。」
最初はこう思っており、とても受け入れることはできなかったのですが、
梶さんのスピュリチュアルさというかなんというか。
その時は不思議と「iPhone無くしたのも必然かも…」
なんて思えるようになってきたんです。
すると、奇跡は起こりました。
2時間以上、探して見つからず、「もうしょうがないな!」と吹っ切れて諦めようと決めた瞬間に、相棒( iPhone)が見つかったんです。
単なる偶然かもしれませんが、自然に身をまかせることって大事なんだなと素直に思えました。
シリコンバレーにいる人の多くはロジックをすごい重要視していますが、梶さんは全て、勢いで上回っているという感じ。これで、通用しているんだから本当にすごい人だと思いました。
⑶キャッスルロック州立公園へ
無事にiPhoneが戻ってきて、
次に向かったのは「森」。
キャッスルロック公園の中にあるハイキングコースへ行きました。
Mother of Forestと呼ばれる樹齢2000年以上のバカでかい木をはじめ、半端無く大きい木がたくさんある森です。ここはすごい神秘的な場所でまさに「梶さんにぴったり」な場所って感じでした。(なお、現在、彼は木育関連の事業で起業しています。)
そして、森を抜け、山の上に出ました。
壮大な景色の前、こっちに来てから感じていた悩みもちっぽけなものに思えてきました。こんな感じに、企業巡りの予定から完全なバカンスに切り替わったわけです。
シリコンバレーに来て、まさかこんな体験をするとは想定外でした。すごい良いリフレッシュにもなり、すごい充実した1日になったので梶さんをはじめ、Mikeyとパパには感謝ですね。
ちなみにMikeyは日本が好きで、2019年から東京の大学へ留学へ来るみたいです。
その時にうちに泊めると約束をして、また一つおもしろい繋がりができました。
⑷よくわからないけど、なんか梶さんはすごい人
そんな、なかなかぶっとんでいる梶さんではありますが、
僕は心の底から尊敬します。
梶さんは大阪イノーべションハブという大阪市が主催で行っているシリコンバレー起業家育成プログラムのメンバーで木材で世界を豊かにしようとしているマテリアルアントレプレナーです。JETROのメンターを務めるマーク加藤さんにも「彼はシリコンバレーで成功するタイプ」と言わしめ、Women's startup labの創業者兼CEOであるAri Horieさんのところのインターンしていたツワモノなんです。
international.adtech-tokyo.com
梶さんは本当にもっている人で、
今後も何かと僕のキーマンになりそうな予感がします。
本当に素敵な出会いに感謝です。
おわり